収益性の上がるホームページ制作のご提案

誠とは?

「論語」「大学」「中庸」「孟子」などを読むと、中核の思想である「誠」の大切さは説かれているが、いざ「誠」とは何か?と説明しようとすると言葉に詰まることが多いのではないか?と思います。

読んだ瞬間は「なるほど!」と思うのですが、どうも抽象的。さらに武士道の「誠」が理解を複雑にしているように思われます。

著書のタイトルは孟子の

「誠は天の道なり。誠を思うは人の道なり。至誠にして動かざる者は、未だこれあらざるなり。誠ならずして、未だよく動く者はあらざるなり」

より。著者の諸橋 轍次さんは漢学の研究者で、大漢和辞典を編纂されました。

私たちは中国の古典を読む際、枝葉のごとく、有名なフレーズを断片的に拾うような読み方をしてしまいます。最初はそれでもいいような気がしますが、それらを読んだ後、諸橋さんの著書を読まれると、四書の根底に流れる思想がよくわかり、佐藤一斎が経糸、横糸の関係と表した「誠」「敬」の意味するものが理解できます。

著書の中で、諸橋さんは、仕事における使命感と職業意識について書いておられます。「中庸」の「位に素して行なう」を引用し、自分の本分に従って行動せよ、と。ただ、その際に職業意識だけで仕事をするようでは不足があり、使命感を持ち続けよ、と。

さて、ホームページを作る真の目的は「使命感」を表現するためと思います。確かに貴重なお金をいただいて広報活動をするのですから収益性が見込めなければなりません。きれいごとだけで生きていけない、という気持ちもあります。「使命感」と「職業意識」はややもすると相反する関係となることもあり得るでしょう。

ただ、使命感が希薄で職業意識だけで立ち上げたい!と思うのなら、医者が病気の患者が増えることを祈るのと同様で本末転倒となります。はやり純粋な使命感ってのが必要となります。

自分の持っている「使命感」ってどうやったら純粋になるか?について非常にわかりやすく書いてあると思いますし、最近の軽いノウハウ本と違い、読めば読むほど身に染みます。自分にとっては今までバラバラだった東洋思想が、ほんの少しまとまったような気がしており頗る喜びを感じております。「四書」を読まれた方や言志四録の佐藤一斎、石田梅岩を研究されている方には絶対オススメです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です